2015年04月27日

駐屯地モニターの委嘱式に着ていった着物

H27.4.29追記
コメント欄で教えていただいたのですが、
今回の着物の柄は「南天柄」でした。
ばっちり古典柄でしたm( )m
「南天=難を転じる」という意味を持つ
吉祥柄だそうで、まさに、
自衛隊の式典にはぴったりだったようです*^^*

先日の記事
の番外編であります。
駐屯地モニターの委嘱式に着ていった着物の話。

着物は、虫襖(むしあお)色の江戸小紋にしました。
「虫襖(むしあお)」という色はあまり聞きなれませんが
日本の伝統色で「玉虫の羽の色」という意味だそうです。
とりあえず、自分の手持ちの着物の中で一番
陸上自衛隊のイメージに近い色を選んで、
「国防に当たる方々への敬意」を表してみました^^

帯は亀甲柄の、箔をあしらった名古屋帯。
格やおめでたさを漂わせつつ質実剛健な雰囲気で、
こういった式の場にはふさわしいだろうと思い選びました。

帯揚は、着物と帯がやや重い感じになったので
軽さと華やかさがあるクリーム×ピンクのものを。
帯締は、さわやかな春らしさを加えたかったので
晴れた青空のようにクリアな水色にしました。

組み合わせると、こんな感じです。

2015042616001400.jpg

なんとなく制服っぽいような、ストイックな雰囲気です^^

こちらの画像↓では、着物の柄を拡大してみました。

IMG_20150426_155602.jpg

ご覧のとおり虫襖色は、深くて柔らかい青緑色で
肌の色に合いさえすれば、年代を問わず長く着られそうです。
落ち着いた中間色なので、いろいろな帯とも合わせやすく、
何かと重宝しております^^

なお江戸小紋には、御留柄のような
由緒正しい古い文様もたくさんありますが、
これはそういうタイプの文様ではないようです。
どうも、何かの植物の実と葉をあしらった文様のようで
江戸小紋の中では割とカジュアルなタイプかと思われます。

ちなみに、この江戸小紋は無紋です。
今回は式典も含んだイベントだったので
一つ紋の色無地の方がいいだろうかと迷ったのですが
紋入りの着物を着ていくほどガチガチに格式ばった場でも
ないような気がしたので、こちらの無紋の江戸小紋にしました。


そして、参考までに…^^
委嘱式で撮影した写真の一部をご紹介します。

IMG_20150425_230341.jpg

いかんせん、顔かくしの処理がちょっと個性的過ぎて
謎の秘密クラブみたいになってしまいましたが(笑)
いかがでしょうか?着物の人なりに
精一杯健闘(?)して、
自衛官の方々の中に
微妙に溶け込んでみました\(^o^)/


「えっ…?着物の人が、自衛官の方々に
あえて溶け込む必要はないのでは…?」


という全国の護国紳士&護国乙女のツッコミは
ア〜アア〜、キコエナイ〜〜〜〜♪
とりあえず自分としては、この組み合わせで
よかった…と思い、満足しております(^◇^)


余談ですが、私は、子供のころからどうしても
スーツという衣服を好きになれませんでした。

「スーツ着用必須!の仕事にだけは就きたくない」
と思い、なんとかスーツを免れつつ今日に至りますがw
「きちんとした格好」を求められる場面は
年齢を重ねるにつれ、どんどん増えてきます。

そんな風に追い詰められていく中で(汗)
着物があるということは、本当にありがたいのです。

その場に合った着物をきちんと着さえすれば
スーツの人の中にいても決して見劣りしませんし
失礼にも当たらないのですから、私のような者にとっては
ぴかぴか(新しい)朗報ぴかぴか(新しい)以外の何ものでもありません!

それに、なんといっても日本人ですので
体型とTPOに合った着付けさえできれば
必ず着物が似合うはずですし、
日本人は洋服より着物の方が
絶対に立派で、素敵に見えるはず!

とも思っております\(^o^)/♪


日本には、着物という素晴らしい衣服があるのに
着物を活用している人があまりにも少ないので
淋しいしもったいない(´・ω・`)…とつねづね思っています。
ですから自分は、人前に出る機会があれば
なるべく着物を着て行くようにしています。

私一人が張り切って着物を着たところで
いきなり世の中が変わるとは思いませんが、
それでも、着物を着ている私を見た人の中で
誰か一人でも「着物を着よう」と思うかもしれない。

誰か一人のきっかけになれたら御の字だ…

そう思って着物を選んで着ていますし、
こういう着物の記事も
そういう思いの延長線上で書いています^^


着物が好きで、楽しんで喜んで着ている
自分のような者がウロチョロ(笑)することで
「着物もなかなか楽しそうだなあ」
「自分も着物を着てみようかなあ」
と思ってくれる人が一人でも増えたら…と願っています。
そしていずれ、時代劇の世界だけではなく
この現代日本の風景の中で、老若男女が着物を着て
楽しげに行きかう様子を目にしたいと夢見ております。


ということで、これからも着物の話をいたしましょう(*´▽`*)ノ

posted by はなうた at 20:55| Comment(6) | TrackBack(0) | 着物の話をいたしましょう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
待ってました!
どんな着物を着ていかれたのかなぁ〜。と楽しみにしていましたw
素敵です!
まだまだ着物の知識も追いつかず、着付けも未だに襦袢段階から笹島先生の本を見ながらで成長してませんが、当日の着物の組み合わせを眺めながら
・帯は人格を表す とか
・帯締めは心のワンポイント
・美は気持ちから
なんて着物本で知った言葉を思いだしていたところ・・
お茶吹きましたわ・・
隠すなら目じゃ有りませんか?ってか。。そー来ましたか?さすがはなうた様ですwww
一瞬発してしまった悲鳴に近い笑い声は隣のレッドフラッグな青年に届いてると思われw
お腹痛かったですw

着物屋さんの前を通ると目が行くのはいつも紬で小紋とかは少し長めに眺めて「あ〜、いいなぁ」という感じなのですが。
こうやって制服の方と一緒の写真を見て、着物のTPOという物を実感しました。
私もいつか・・いえ、その前にまずは本を見ずに着れるようにならないと。
というか、もうウールの着物より浴衣でしょうか。30度なんて・・orz
そんな気温。まだ覚悟出来てませんでしたわよ・・・

二つ前の記事になりますが。
丁寧な言葉。使いたい。使いたい。と思いながら気付けば荒い言葉で。。特に仕事中?
気持ちが荒れてもきれいな日本語を使いたい物です。
少し違うのですが、昨夜TVであおげば尊しが流れていました。
自分の卒業式で記憶に有るのは贈る言葉と乾杯、蛍の光。
他のを悪いとは言わないけれど、今なら蛍の光や仰げば尊しの良さ美しさを理解することが出来ます。
日本語って良いな、美しいな、もっと心を込めて歌いたかったな〜なんて思いました。
ついでに蛍の光の3番4番も歌いたいですねw
Posted by ミセバヤ at 2015年04月28日 02:17
イヤッホー私も待ってました!
今回も素敵なコーディネートですね。キモノのコーディネートというと「格、自分に似合う色、老けて見えない」というのが気にするポイントだとおもいますが、今回制服の色を取り入れるという目の付け所に感心しました!一応前回の記事から色無地かな・・・?くらいの予想はしてたんですが想像以上でした!さすがはなうた様。すげーよ、痺れる、憧れる・・・!と思いました。

あと柄についてですが、これ「南天」柄でいいんでしょうか?
ttp://www.someichie.jp/SHOP/OR12057.html
今調べたら似たような江戸小紋の柄がヒットしました。合っているなら「難を転じる」というまさに自衛隊の式典に着ていくのにぴったりな柄ですね。すばらしい!
Posted by 狸っぽい猫 at 2015年04月28日 10:26
>ミセバヤ様

コメントをありがとうございました♪
着物の記事を書き始めた頃は、反響が全然なくて(笑)
この先どうなるだろうと震えておりましたが(笑)(笑)
今ではこんな風に楽しみにしていただけるようになり
やはり、続けてきてよかったなあと思いました(*´▽`*)

そして、問題のあの画像を見た瞬間
全国の護国乙女達が素で「ファッ?!」と
悲鳴を上げたであろうことは容易に想像がつきますw

今だから申し上げますが、あの画像の加工は確信犯でしたww
ある方からは「あの画像のショックで続きの文章が頭に入らない」
と言われてしまいましたwwww←(大量発生する草を刈りもしない私)

まあ、仮面のことはさておきまして…^^;

普通に着物の記事を書いているだけなら、
私も基本的には紬やウールなどが好きなので
素朴な着物の画像しか載らなかったと思いますが…
今年は駐屯地モニターに選んでいただいたことで
式典とか季節の行事など公の場の参加が多いようですので、
着物の記事は思いのほか、バラエティに富みそうです。

そもそも着物の本ですと、紙面の文字数の関係なのか
「○○な場には○○がふさわしい〜」などと
教科書的かつやや抽象的な決まり文句しか出てきませんが、
こういうネットの記事なら、字数制限は気にしなくてもよいので
「○○ということを考えて今回の行事では○○にしました」
など、細かい考えの筋道をあわせてご紹介できます。
そういうところも、着物好きの方に読んでいただいて
ああだこうだ、とお話できたら楽しいだろうなと思っています。

そして、浴衣は…どんなに暑くても、やっぱり7月に入ってからかな?
サマーウールや木綿などの一重の着物もありますので、
そういうものを活用しながら夏を待つのがよいかもです*^^*

あと、綺麗な言葉についてにもコメントくださいまして
重ねがさね感謝であります。
私も「つばさをひろげとんでいきたい」
(あれれ?左の翼だけだと飛べませんよ?)とか
「明日を探そう〜この広い世界で〜〜」
(そうやって明後日の方向ばっかり見てるから
日教組的な教師をはじめ人生の迷子が続出してるんだよね)とか
現在、主に学校で歌われている歌には言いたいことがたくさんあります。
せめて人生の節目となる式典の場では、保護者や恩師、学び舎への感謝を
美しく明快な日本語の歌できっちり表現すべきだと思っております。

おそらく「蛍の光」は千島や沖縄のことを謳っているから、
「仰げば尊し」は恩師への感謝の心が育ってしまうから、
反日組織である日教組がやっきになって取りやめたのでしょう。
ああいった素晴らしい日本の歌は、ぜひ復活させたいですね^^

Posted by はなうた at 2015年04月29日 14:06
>狸っぽい猫様

コメントをありがとうございました☆

「格、自分に似合う色、老けて見えない」
これは超大事ですね!
どんなに渋くてかっこいい着物でも、
「これ、おばあちゃんから借りてきたの、うふふ」
みたいな感じになると、残念なことになりますし…

やっぱり年相応に、見た人が違和感を感じないような
「ちょうどよいもの」を選ぶのが大事なんだろうな、
と思います。難しいテーマですが、楽しいですよね^^
一生懸命考えて選んだものが、狸っぽい猫様に高評価をいただけて、
大変光栄であります!

あと、柄について調べてくださり、ありがとうございました!
そうです、そうです!どう見ても南天柄です!!
ばっちり古典柄ではありませんか!!勉強になりました!
記事の方に追記しておきます(人)

そして自衛隊という存在があるからこそ、国難を転じ、
海外での日本の評価も高まり
国防の重要性について考えるきっかけになるわけですから
まさにちょうどいい柄でしたね〜\(^o^)/
教えていただいて本当によかったです!
いつもありがとうございますm( )m


Posted by はなうた at 2015年04月29日 14:14
私も平成16年度に航空自衛隊芦屋基地のモニターを勤めました。

元々のきっかけは不肖宮嶋氏の週刊文春に載った自衛隊員の写真と文章に当時はまだ日陰の身の自衛隊員に対する熱い思いが語られていましたが単なる自虐の笑いとして入り込みました。そこから氏の著書を読み自衛隊と国防について悟りました。モニターの動機もこれを書きました。

自衛隊の中は掃き清められた神社のようにすがすがしく、隊員の皆さんの姿も頼もしく訪れるたびに好感度が上がりましたよ。

国民の命を守ってくれる自衛隊員の社会的地位の向上と保障を安倍総理が果たしてくれるものと心待ちにしています。
Posted by すずめめだか at 2015年04月30日 12:00
>すずめめだか様

コメントをありがとうございました。

私が親しくさせていただいている護国仲間の方も、
実は以前駐屯地モニターをやっていたんだよ、と
教えてくださいました。
その方も、すずめめだか様と同じく
モニターになる際には小論文を書いて提出したそうです。
自衛隊が好きでモニターになって、1年モニターを務めて
ますます自衛隊を尊敬した、とおっしゃっていました。

「国を守る兵隊さん達」を、戦前はほとんどの人が
ごく当たり前に自然に尊敬していましたし、
子供達にとっては、兵隊さん達はヒーローでした。

そういう当たり前の日本を取り戻すべく、自分も微力ながら
モニターを通して感じたこと・考えたことを発信していきたいです。

Posted by はなうた at 2015年05月01日 21:14
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