2015年08月30日

第5回 はなうたの着物ナデシコ講座 シフォンケーキのお話と、秋に着る単衣のお話


皆様、お元気でお過ごしでしょうか💠

ブログ主は、このところ週末になると
シフォンケーキを焼いています。
以前、リングケーキ型で焼いた画像とレシピをご紹介しましたが、
最近はシフォンケーキ用の18cm型を入手しましたので
リングケーキ型ではなく、
シフォンケーキ型で焼くようになりました^^

型の変更に伴い、レシピや作り方も少しずつ改善して
安定していい感じで焼けるようになってきましたよ。

焼き上がってから数時間ほど冷ました状態。

DSC_0374.JPG

多少焼き縮みしていますが、大勢に影響ナシです\(^o^)/

型から外したところ。

DSC_0377.JPG

いただきま〜す(*´▽`*)の直前♪

DSC_0373.JPG

口当たりがしゅわしゅわと繊細で、
食感がふわふわのすてきなケーキが焼けました\(ΘДΘ)/

拙ブログに、「シフォンケーキ」という検索ワードで
記事を見ておられる方がたまにいらっしゃるので、
いずれこのシフォンケーキ型バ―ジョンのレシピも
アップしようかと思っています^▽^


さてさて…。
このところ、歴史関係の話を
集中して取り上げていましたので、
今回は少し気分を変えまして
久しぶりに着物の話でもいたしましょうか(^▽^)ノ♪

検索ワードと言えば、このところ拙ブログで
「秋に着る着物」という言葉で検索されている方が
何人かいらっしゃったようなのです。
なので、着物のことを取り上げてみたくなりました💠


ブログ主のいつもの着物のコーディネートでは、
できるだけ愛らしく品良くまとめることを
意識した組み合わせが多いのですが、
今回は、来るべき季節が秋!ということもあり
「実り」のイメージでパワフルな組み合わせにしました♪

今回取り上げるのは、こちらの着物です\(^o^)/
やや明るいグレーベースの単衣の紬です。
文様はヱ霞(えがすみ)という古典的な文様です。

2015082918580700.jpg

この着物は、以前ご紹介したU様からのいただきものです。
前回取り上げたサマーウールの着物も可愛かったですが、
今回の着物もまた素敵で、パッと目を引きますよね〜。

よく見ると、ヱ霞の中には織りで小さな文様が入っています。

2015082918585000.jpg

こういう、センスが良くて緻密で遊び心に富んだ
日本の職人の手仕事を見るのが大好きです💕
これからずっと大事にしていこうと思います。
U様、ありがとうございました♪

さて、いつものように年代別に組み合わせていきますよー!

まずは、10代後半〜20代のコーディネートからです。
じゃじゃん!

IMG_20150829_155320_R.jpg

着物 : 銀鼠色地 ヱ霞文様 単衣の紬
帯 : 濃紅色 有栖川文様 七子織 名古屋帯
帯揚  : 薄桜色 ちりめん 
帯締 : 薄藍色 平組

渋い着物を、その渋さを活かしたまま着ようとすると
パーソナルカラーがサマーの人は
着物の強さに顔や雰囲気が負けてしまいます…。
なので、ここは思い切って
パワフルな色と柄の帯をがつん!
と粋な着物に合わせてみました^O^

ちなみに、この帯のような濃くて重ための色あいは
やっぱり秋冬向けだなあと思います。
(春先の着物に締めたところ、あまりにも沈んで見えたので)
春夏には軽く明るい色、秋冬は重く落ち着いた色を上手に使うと
季節感に溢れたコーディネートができると思います(*^▽^*)

さて、着物が渋くて帯がパワフル!というだけで終わってしまうと
全体のインパクトがただただ強烈になってしまいますので、
帯揚と帯締は、それらの強さを和らげるような
優しげなものを選んでバランスをとりました。

IMG_20150829_155245_R.jpg

帯揚は、帯とは色の濃さこそはかなり違うものの、
同じピンク系統ですので、お互いを引き立て合っています💓

またそして帯締は、帯の濃いピンクとは対照的な藍色ですが、
色のトーンが同程度のくすみ具合なので、ケンカしていません。
結果的に、帯締の色がほどよいアクセントとして効いています。

柔らかいピンクと落ち着いたブルーを効かせたことで
全体のイメージが乙女らしく可憐で
奥ゆかしい印象にまとまったのではと思います。

若い人には少々渋くて粋すぎるかな?という着物でも、
こんな組み合わせならステキに映えるのではないでしょうか。


続きまして、30代〜40代の方にオススメのコーディネートです。
こちらです!今回は少々冒険してみましたよ\(^o^)/

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着物 : 銀鼠色地 ヱ霞文様 単衣の紬
帯 : 朱色 ペルシャ風織柄 名古屋帯
帯揚  : 若葉色 紋綸子 
帯締 : 黄緑色 丸組

落ち着いて見えるグレー地の着物の上に、
パンチの強いオレンジ色の帯を持ってきて
全体の雰囲気を華やかにしてみました
が!

パーソナルカラーがサマーの人にとっては、
オレンジ系統の色は、あまり得意な色ではありません💦
そこで登場するのが、明るい緑系統の小物です✨

明るい緑色は、サマーさんの肌となじみのよい色であり、
かつ
オレンジ色との相性も抜群。それを挿し色にしたことで、
顔から着物〜帯への流れがよくなるようにしました。

IMG_20150829_155113_R.jpg

帯揚は、ご覧のようにほんの細い一部分しか見えませんが
こういう柔らかい若葉色が、帯の上から少し覗くだけで
顔色が明るく見えるのです。

また、帯締の黄緑色は帯の中にも少々ある色ですし、
帯揚の若草色やオレンジ色との調和も◎。
それでいて、帯締のトーンは帯よりも明るくて強いので
帯の上でしっかりと映えて見えます。

オレンジ系統のステキな帯を持っているけれど、
組み合わせるのが難しくて使う機会がない…という方には、
明るい緑系統の小物とあわせて活用することを
おすすめしたいと思います♪


さて、最後は50代〜60代のコーディネートです。
こちらもまた、ビビッドな感じにしてみました!

IMG_20150829_155220_R.jpg

着物 : 銀鼠色地 ヱ霞文様 単衣の紬
帯 : 濃紅色 有栖川文様 七子織 名古屋帯
帯揚  : 萱草(かんぞう)色 絞り 
帯締 : 深紅色 丸組

帯は、10代後半〜20代のコーディネートで
締めた帯と同じものです。いかがでしょうか?

着物と帯は同じでも、帯揚と帯締を変えただけで
かなり雰囲気が違って見えますよね〜(*´▽`*)

10代後半〜20代のコーディネートは
乙女チックで可愛らしい感じにしましたが、
こちらは50代〜60代の方向けに
遠慮なく粋に、華やかにしました✨

IMG_20150829_155148_R.jpg

「しっかりしたよい帯であれば、
年代を問わずに長く締められる」とは
呉服屋さんも、着物好きの方もよくおっしゃることです。

「しっかりしたよい帯」とは、織りや染めといった工程や、
仕立てがよいということももちろんですが、
長い日本の歴史の中で、ずっと愛され使われ続けてきた
いわゆる「古典柄」の意匠が持つ確かな魅力も含むことも
心に留めておきたいところです💡

この帯のモチーフは、有栖川文様といいまして
鎌倉時代から江戸時代にかけて輸入した
舶来の絹織物、いわゆる「名物裂」に由来する
格式の高い意匠です。

有栖川文様は、ご覧のような鹿(?!)などの
動物の絵柄と、
直線を使って表現する
菱形との組み合わせが有名
です。が…

この帯と色とデザインに限って見ると、なんかこう…
ふざけた感じがするのは私だけでしょうか(笑)

「どぉーもぉー。ありすがわですぅー」
「もうかってまっかー」「ぼちぼちでんなー」

「いやいや、ねえ、まあ、わたしらもこうみえて、
がんばらなあかんとおもってるんですけどねぇー」

そういったゆる〜い会話を延々と続けている関西人(人…?)
みたいなイメージで、この鹿さん達を見てしまうのでした。


話をもとに戻しまして^^;コーディネートについてですが、
帯揚と帯締は、きたる黄金の秋を予感させるような
ゴージャスな色を選びました。

帯揚の色が特に明るめで目を引きますが、
着物の色がとても落ち着いていますので
帯揚で遊び心を出すのもまた、よい感じではないかと^^

帯締は、帯揚と帯の完全な引き立て役にしています。
帯締は帯とほぼ同じ濃い目のトーンですが、
帯とはほんの少し色味が違うので
ささやかなグラデーションのように見せています。


では、最後に全コーディネートのおさらいをしましょう('ω')ノ


【10代後半〜20代向けのコーディネート】

IMG_20150829_155245_R.jpg


【30代〜40代向けのコーディネート】

IMG_20150829_155113_R.jpg


【50代〜60代向けのコーディネート】

IMG_20150829_155148_R.jpg

皆様の明るく素敵な着物生活の中で
ブログ主の提案をご活用いただけましたら、幸いです🎵


ところで、暦の上では夏はもう終わろうとしていますが…
そのうち浴衣の特集をやろう、やろうと思っていたら
もうすっかり季節外れになってしまいましたヨイ、と(笑)

もし覚えていたら、の話ですが、
来年は、早めに浴衣のコーディネートをしてみますね^^;


追記:
「秋に着る単衣のお話」は、
よく考えたら去年も同じテーマで書いていました^^;
こちらで読めます。
素朴で温かみのある
コーディネートをご紹介していますので、
よろしければ併せてご覧ください^^
posted by はなうた at 11:51| Comment(0) | 着物の話をいたしましょう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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