2015年10月03日

第7回 はなうたの着物ナデシコ講座 秋に着たいウールの着物〜テーマは「日本民族」

はぁーい、皆様♪
ごきげんいかがでしょうか。

ブログ主は、低気圧様の連日の長居(汗)に加えて
強い風の吹く音で夜に目が覚めてしまったりして、
寝不足続きで何だかぼーっとしていました(+o+)
気圧が低いときというのは、なかなか考えがまとまらないですし
人間としての性能(笑)がかなりダウンしちゃうんですよね…💦

今日は、本当は小さい秋を見つけに行きたかったのですが、
風が強くて寒そうなので、無理はしないで
ゆっくり、のんびり過ごすことにします…(*´ω`)


さて、先日の日記で「旭岳が初冠雪しました」
お知らせしましたが、雪化粧した大雪山の画像が
撮れましたので、皆様にもお見せします♪

DSC_0483_R.JPG

ね、油絵のように美しいでせう〜。

ブログ主は、この大雪山の山並を
子供の頃から毎日眺めて育ってきました。

ですから、山の見えない町に住んでいた頃は
なんだかそわそわして落ち着かなかったものですし、
帰省してこの美しい山並みを見たときには
いつもほーっと深いため息が出ていました。

暮らしぶりとしては、特別ワイルドなことはしていませんし
また、アクティヴなことも不得手なブログ主ですが、
この青く美しい山を眺めるたびに、心が安らぐ自分は
間違いなく「山の子」なのだなあと思っています。

…山の話をし始めると、こんな風に長くなりますので(笑)
このへんでおしまいにしまして、
そろそろ着物の話をいたしましょうか^^


さて、最近の拙ブログの検索ワードで「ウールの着物」
という言葉が目立っていましたので、
今回は、秋に着たいウールの着物を取り上げてみます。

着物がお好きな方の中には、赤系のウールの着物や
赤い半幅帯をお持ちの方もいらっしゃると思うのですが…

たとえば、こんな組み合わせはいかがでしょう。
じゃじゃん♪まさか、まさかの!

RED ON RED!

DSC_0484_R.JPG

着物 :紅海老茶色 格子 ウール
帯 : 猩々緋色 半幅博多帯

先日、旭川の「国際染色美術館」に行きまして
古今東西の衣服をたくさん見たり、
さらには「優佳良織美術館」で
素晴らしい毛織物に多く触れたことで
とてもよい刺激を得てきました*^^*

そして、私達日本人の愛すべき民族衣装として
「着物」を見直したときに…もっと自由で、もっと素朴な、
パワフルで楽しくなるような組み合わせができないかな?
と模索して、その中から出てきたのがこういうものでした。

こちらの赤い着物は、以前にも何度かご紹介した
U様からのいただきものです。
ただ「赤い着物」といいましても、この着物の場合は
ぺラッとした軽く浅い感じの赤ではなく、
紺色や焦げ茶色が混じったような、深みのある色なので
大人が着ても悪目立ちしない、よい雰囲気になると思います。

また、今のような秋の季節でしたら、半襟には
チョコレートのような深い茶色が合いそうです(^▽^)ノ

帯周りを拡大♪

DSC_0485_R.JPG

着物が格子模様ですし、
帯の文様や色使いもエキゾチックなので
見ようによっては、ブータンなどの
中央アジア諸国の民族衣装を思わせますよね。
神々しく、力強い雰囲気があります^^

ちなみに今、モスリンの長じゅばんを襟芯を入れずに着て
その上に、この着物と帯を腰ひも一本で着付けて
記事を書いているのですが…
暖かいし、楽ちんですよ\(^o^)/


さてさて、今回いろいろなコーディネートを模索した結果、
RED ON REDという組み合わせは
想像以上にイイ感じになるのだなあと気がづきました。
そして、同色系統のコーディネートというのは
実は、なかなか面白いものなのだなぁとも感じました。

たとえば、こんな組み合わせもアリだと思います。

2015100200071700.jpg

着物 :紅海老茶色 格子 ウール
帯 : 煉瓦色 華丸文様に縞の半幅博多帯

どこの民族衣装?って感じですが、日本の民族衣装です^^
帯の中の薄緑や淡い金色の縞が、軽やかで
よいアクセントになっていますよね。

それから、こんなのもいかがでしょうか。

2015100200065500.jpg

着物 :紅海老茶色 格子 ウール
帯 :紅緋色 麻の葉文様 紬 半幅帯

格子も麻の葉文様も、まぎれもなく
日本らしいデザインなのですが、
こういう配色にしてみると、
外国の山あいに暮らす人達が着ているような、
ワイルドかつ颯爽とした雰囲気になるから不思議です。

ああ、楽しい✨こういう、色・布・衣の話が大好きです。
こんなことばっかり考えながら生きていきたい\(^o^)/


さて、もう1パターン、
民族衣装っぽい雰囲気で組み合わせてみますよー。

DSC_0486_R.JPG

着物 :紅海老茶色 格子 ウール
帯 : 紺色 植物抽象柄 半幅博多帯

今どきの着物のコーディネートで、
落ち着いた赤と青の組み合わせというのは
ありそうで、なかなかない感じです。

ところで何を隠そう、ブログ主の顔は
基本的に「こけし」系統です(*´-`)
ですかは、民芸調の組み合わせはいくら好きでも
等身大こけしになってしまうと思って、避けてきました…

ただ、藍色の着物に赤い帯だと、十中八九「民芸調」になるものの
深い赤色に柔紺色のエスニックな帯の組み合わせですと
「あら?意外と民芸調ではないし、子供じみてもいないし、
なんだかカワイイ\(^o^)/」ということに気づきました。

この半幅帯は、古道具屋さんで安く購入したのですが
あまりにもエスニックな雰囲気が強くて
今まではなかなか締める機会がありませんでした。
しかし先日「着物というのはもともと民族衣装なのだから、
こういうエスニックな帯こそ堂々と日本民族らしく、
かっこいい雰囲気で合わせたらどうだろう?」
と思い立って、この着物に乗せてみたところ
とってもよい感じでした\(^o^)/

帯周りを拡大します〜。

DSC_0487_R.JPG

この帯の柄は、おそらくインドネシアなどの
外国からやってきたように感じますが、
新しいものと見れば、何でも面白がって取り入れて、
瞬く間に自分達らしくアレンジしてしまうところには
日本人の魔改造癖柔軟性を感じますね〜。


さて、秋らしいウールの着物を、もう一枚。

BROWN ON BROWN!

DSC_0488_R.JPG

着物 :柿茶色 麻の葉文様 ウール
帯 : 黒茶色 花織風 半幅帯

こういう組み合わせも、半襟を黒に近い濃い茶色にして
シンプルに着こなすのがかっこいいと思います。
シックでモダンな、ワンピースのような雰囲気。

この着物は、ブログ主が祖母から譲り受けたものです。
最初に祖母に見せてもらったときは
「こんなに渋いものは、自分には合わないだろう」
と思ったのですが、袖を通すと
意外としっくり来たので驚きました。

素材的には、普段着と見なされるウールではありますが
モノのない時代に祖母が手に入れて
ずっと大切にしていた着物ですので、
ブログ主も大事に着ていきたいなぁと思っています^^

帯周りを拡大します。

DSC_0489_R.JPG

上の「RED ON RED」の一番最初のコーディネートでも
細かい織柄の帯を合わせましたが、
同色系統で民族調のコーディネートにトライするなら、
具象柄よりも抽象柄、そして幾何学文様がよいかもしれません^^

帯の柄は、沖縄の伝統柄の「花織(はなおり)」の模倣です。
小さなつぶつぶが、規則正しくお行儀よく並んでいて
とても可愛く上品ですよね。個人的に大好きな柄の一つです。


一方で、こういう渋い着物をもっと派手に、
いわゆる「シブ派手」に着たい!という方には
こんなコーディネートをご提案しまぁす♪

DSC_0490_R.JPG

着物 :柿茶色 麻の葉文様 ウール
帯 : 緑色に百花繚乱 ちりめんの半幅帯

この着物の中には、実は深緑色が入っています。
ですので、緑系統の帯を載せてもさほど違和感がなく
イイ感じにまとまるのですね〜。

DSC_0491_R.JPG

こちらの半幅帯は、着物を解いて作ったものと思われます。
緑色というと春のイメージがありますが、
帯の中の花々が秋らしい色合いなので
秋に締めてもなかなか映える気がします^^


では、日本民族風に着こなす秋のウールの着物を
ざっとおさらいして、終わりにします♪

DSC_0485_R.JPG

DSC_0487_R.JPG

DSC_0489_R.JPG

DSC_0491_R.JPG

いかがでしたでしょうか?
「ウールと半幅帯」という着やすいアイテムから入って
着物になじんでいくという方法を
ブログ主は、以前から提唱しておりますが…
今回のコーディネートで、ウールと半幅帯の楽しさに
興味を持ってくださる方が一人でも増えれば、御の字です♪


さて、次回のこのシリーズの記事では
「年代と着物の色」というテーマでお話してみようかと思います。
といいますのも、「50代のピンクの着物」という検索ワードで
検索された方がいらっしゃったようなので、
そのあたりについて参考までに、ブログ主なりに
思うところを述べさせていただきたいなと思っています。

ではでは皆様、どうぞステキな週末をお過ごしください(*´▽`*)


posted by はなうた at 16:08| Comment(0) | 着物の話をいたしましょう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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