2015年11月19日

北海道博物館と、旭川市博物館について考えた

皆様、ごきげんよう。

本日のお昼、産経ニュースのサイトを読んでいたら
こんなニュースが目に飛び込んでまいりました。

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http://www.sankei.com/politics/news/151119/plt1511190015-n1.html

「自衛隊批判の資料ばかり!」
クレーム受けて展示変更 

北海道博物館は
「政治的圧力に屈したわけではない」と弁明

北海道博物館(札幌市厚別区)が
自衛隊の基地問題を扱った展示について、
来館者や道議会議員から
「自衛隊を批判する資料ばかりで偏っている」との批判があり、
内容が一部変更されたことが19日、分かった。
同館は「政治的圧力に屈したわけではなく、
展示の趣旨が伝わるように変更した」と説明している。

展示が変更されたのは、常設展「アジアの戦争と北海道」で、
自衛隊の基地問題を扱った部分。
自衛隊の合憲性が争われた「長沼ナイキ基地訴訟」で使われた
「自衛隊違憲判決を!」とのたすきと、
2013年に陸上自衛隊矢臼別演習場で起きた、
在沖縄米海兵隊による誤射事故の地図パネルが撤去された。

同館は新たに、自衛隊の災害救助活動を伝える写真パネルや、
誤射事故は海兵隊が起こしたと明記した冊子など計5点を展示した。

同館によると、4月の開館当初から来館者アンケートで
「偏っている」との意見があったほか、自衛隊員の家族から手紙で
「見学に訪れた子どもがショックを受けた」との訴えがあった。
道に「反自衛隊の立場に偏っており、改善を求める」と伝えた、
自民党会派所属の藤沢澄雄道議は「政治的圧力と思うかどうかは
受け取る側の問題だ」としている。

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自衛隊の存在を否定し、隊員達に罵声を浴びせることで
「我こそは真の平和の理解者である」と自己陶酔する人達がいます。

あるいは、よからぬ団体からよからぬ報酬を受け取る代償として
日本人としての魂を売り払い、同胞の防人を貶める人達がいます。

けれども、そういう人達のことすらも、
自衛隊は命を懸けて護ってくれています。

自衛隊を悪く言う人達は、そのあたりのことについては
一体どう考えているのでしょうか。
「俺たちが高い税金を払って自衛隊を食わせてやっているんだ、
いざというときには俺たちは自衛隊に護られて当然なんだ」
と、口を尖らせてふんぞり返るのでしょうか。

そういう人達に、たった一度でもいいから、真剣に考えてほしい。
もしも、自分の職業が自衛官だったら。
もしも、自分が命懸けで護っている国民から
「お前らは、俺を護って当然なんだ!
俺は高い税金を払って、お前らを養ってやってるんだからな!
ありがたく思え」と言われたら、
言われた側の自分が一体どんな気持ちになるのか。

あるいは、自分の大事な親や、可愛い子供や、
幼いころからの大の親友の職業が自衛官だったとしたら。
大切なその人が、見ず知らずの人々から中傷を受けて
ひどく悲しんで落ち込んでいるところを目の当りにしたら、
自分は一体どんな気持ちになるのか。

今までの偏見や固定観念を、一度でいい、
勇気を出して取り払って、一度でいいから
本当に真剣に考えてほしい。

ただ、国民からどんなにひどいことを言われて
どんなつらい気持ちになったとしても、
それでも護るべきものは絶対に護る。
それが真の防人のプライドだと思います。
防人のそういう尊いプライドを、
日本人なら、むやみに傷つけてはいけません。

悪いことを言ってしまったなあと気がついたら
「ごめんなさい」と言うものでしょう。
自分を護ってくれている人に感謝するときは
「ありがとう」と言うものでしょう。
それが日本人というものでしょう?違いますか?

「政治的圧力に屈したわけではない」なんて
利いた風な口を抜かしたり、
安保闘争ごっこで注目を浴びて悦に入る前に、
人として、日本人として、
まず言っておいた方がよいことがあるのではないですか。
北海道博物館の方々よ。

そのなかでもとりわけ、
アカい思想に染まった今回の企画者の方々よ。

そんなにも、どうしても、
是が非でも反日プロパガンダをしたいのならば、
自分で身銭を切って、自分の私有地にプレハブでも何でも建てて
お好きなくそ資料をお好きなだけ並べてホルホルすればよいのです。
宣伝費も運営費も、全部の経費をいさぎよく手弁当で賄って
自分の個人名を前面に出して、
自分で責任をもって堂々とやってください。
私達が汗水流して働いて、必死の思いで納めてきた税金を
しれっと反日活動なんかに使い込みやがって、
そろそろいい加減にしましょうね。この卑怯者のコソ泥が。

あんまり調子に乗ってると、あなた達のそのシワシワのおでこに
でかでかと「反日」って焼印押しますよコラ?


話は変わりまして、博物館つながりでもう一つ小話を。

先日、旭川市博物館に行ってきました。

旭川市博物館のパンフレットは、こんなデザインですのよ奥様。


旭川市博物館パンフレット.jpg



「旭川市博物館」という名称を掲げながら
「アイヌの歴史と文化に出会う」とは、どういうことでしょう?

ちなみにこの場合は「出会う」ではなく「出合う」が正解であり、
厳密な日本語を使うことを意識せずに
博物館の顔であるパンフレットに載せるキャッチフレーズを
うかうかと決めてしまった人達に対して、
いち旭川市民としては非常に残念な思いを抱いています。

さて、話がずれてしまいましたので、元に戻しますが、
日本語として少々残念なこのキャッチフレーズよりも何よりも、
一番大事なところについて今からツッコミを入れます。

そもそも旭川は、アイヌの町でしたっけ?

北海道に住んだことのある人なば、
アイヌの血が入っている人は、一目見れば分かるでしょう。
そして、北海道生まれで北海道育ち、
入植したご先祖様から数えて開拓民四代目の私から見れば、
アイヌの血が入った人の割合は
どう考えても、そんなに高くはありません。
現在、旭川市を構成している市民の先祖は間違いなく
圧倒的に本州からの開拓民達が多くを占めていると考えます。

それなのに、なぜ「旭川市博物館」という名称の公的な場で
アイヌをクローズアップして取り上げるのでしょうか。
私達の直接の祖先を無視して、
どうしてそんなにもアイヌに執着するのでしょうか?

上のパンフレットを初めて見たときから
ものすごく、もや〜っとした印象を持っていたのですが、
「現場へ行かなければ分からないことがある」という
青山繁晴さんの教えをかみしめ、かみしめ、
先日ようやく旭川市博物館へ行ってきました。

いやあ、もうね…

展示を見れば見るほど、ショックで打ちのめされていって
しまいには館内で「うわああああ!!!!!」と
発狂&絶叫しそうになりましたよ(笑)

常設展の80%以上がアイヌ関連の展示でした。

玉飾りや衣類や、ござなどの生活用品、そしてアイヌ式住居が
いかにも誇らしげに、堂々と陳列していました。
体験コーナーも、絶句するほどアイヌ系のイベントばかり。
さらには「昔の旭川」を紹介するコーナーまでもが、一番目立つ場所で
子ども向けの「アイヌの物語」のアニメをモニターで流していました。

そして、一番びっくりして悲しかったのは…

常設展の会場の片隅に
屯田兵の暮らした住居の復元があったのですが、
その屯田兵の住居の中には、ほぼ何の説明もなかったことでした。

住居にはほとんど照明が当てられることもなく、何ともみすぼらしく、
当時使われていた道具・民具だって本当はたくさんあるはずなのに、
展示物はほとんど皆無と言ってよい状態でした。
屯田兵の住居のレプリカは、文字通り、展示会場の隅っこで
ただの通路の一部のような扱いで掘っ立てられていました
(ほんとうに「掘っ立て小屋」という佇まいでした。
アイヌ関連の展示に対する細やかさと比べると
その扱い方には、異様なくらい違和感がありました)。

私のご先祖様達が…
私の尊敬する、有名無名の先人達が…
ここでは何一つ、大切にされていない…

私達の大切な祖先が、
私達の今の暮らしを、命懸けで整えてくれた人達が
ものすごく軽んじられている!

あの人達の苦労が、ここでは、ほとんどなかったことにされている!

旭川の博物館なのに、どうしてアイヌの展示ばかりするの?
旭川でかつてアイヌが村を作って暮らしていたことぐらい、
私だって知っているよ。
その事実を否定する気はないよ。

でもだからといって、どうして博物館の常設展の8割以上を
アイヌ関連のモノで埋め尽くしてしまうの?
どうして旭川を切り拓いた人達のことを
ちゃんと取り上げないの?

旭川を切り拓いた人達は、私のご先祖様でもあるけれど
あなた達、博物館の人のご先祖様でもあるはずでしょう?
違うの?

あなた達は何人なの?
開拓民の子孫ではないの?
仮に直接の子孫でなかったとしても、
私達の旭川をここまで立派にしてくれた開拓民とその子孫に対して
あなた達は、1ミリも敬意を持っていないの?
なぜ、彼らが私達にしてきてくれたことをないがしろにしているの?

悲しい!
悔しい!
ひどいよね!!あんまりだよね!!!

そして、旭川市博物館のこんな偏った展示内容を、
今までほったらかしにしてきてしまった自分自身に対しても
ものすごく腹が立つ…。

私にも責任があるんだ。


「この展示を、悪気なく、一生懸命に作ってきた人もいるのだろう。
悪気がない人達に対しては申し訳ないけれど、
私はもう、こんなところにいたくない。ここにいると悲しくなる」

という思いで胸がいっぱいになって、苦しくて、
足早に博物館を出ました。
現状のようなアイヌ礼賛の展示が続くのであれば、
もはや二度と行きたいとは思いません。


旭川の春光地区には、北鎮記念館があります。
わが町・旭川が軍都として開発され、発展するに至った歴史が
さまざまな道具や資料を通して、丁寧に紹介されています。

また、東旭川地区には兵村記念館があります。
そこには文字通り、屯田兵やその後に続いた開拓民達の
血のにじむような苦労や、本州以南から持ち込んで守った文化や
貴重な資料が展示されています。

どちらも、とても立派な博物館ですし、私は個人的にも大好きで
そういった場所があることを誇りに思っています。

でも、北鎮記念館や兵村記念館があるから
それでいい、それで十分、という話ではないと思うのです。

「旭川市博物館」は、本来、旭川市の博物館がやるべきことを
北鎮記念館や兵村記念館に肩代わりしてもらっているだけだと感じます。
はるか数万年前の旭川の様子や、明治政府による開拓当初の様子、
戦前・戦後、そして現在に至るまでの歴史を
旭川市博物館こそが主力となって、きちんと伝えてほしいのです。

今の旭川市博物館の内容や姿勢は、
「旭川市博物館」とはとうてい言えないと考えます。
あれならばいっそのこと「アイヌ博物館」と
名前を変えてしまった方が、ずっとその内情にふさわしいでしょう。
もし、旭川のことについて何一つ、伝えたい愛情も覚悟もないのであれば
旭川市博物館と名乗ることすらやめた方がいいます。
旭川をつくってきた人達に対して失礼すぎます。


以上、稚拙な駄文ですが、
どうしても今回、自分の感じたことを書いておきたく、
また、同じ気持ちでいる人達に読んでいただきたく、
自分のその思いに最大限忠実になって書いてアップしました。

今回のこの記事を、今後皆様の参考にしていただけることがありましたら
本当に、大変光栄だと思っています。



この記事へのコメント
前回の「旭川動物園」記事から一転 はなうたさんの悲哀や苦しみが伝わってくる日記でした。自衛隊を批判する展示物なんて今も広めてる場所があるんですね。震災時の自衛官の方達の粉骨砕身、無私の姿を見て幼い子供達が沿道で横断幕をもち感謝の気持ちを掲げていたではありませんか。自分の身内の生死もわからないのに被災者の救助に全力をあげてくれてた自衛官の皆様に小さな子供でさえ「誰が一番護って助けてくれたか」を知ってるのに今も何で そんな事が出来るんでしょうか。左翼の頭の中は私には一生かかっても理解する事は出来ません。はなうたさんの心中お察しし拡散させて頂きました。
Posted by ヒデ丸 at 2015年11月21日 23:09
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